日本を愛し、子どもたちを愛した、アインシュタインが遺したもの。
アインシュタインは、子どもが大好き、そして日本が大好きでした。
この点に注目し、アインシュタインの足跡をあとづけると、彼の心に
いつも愛が宿され、しかもその愛がいかに広く、深いものだったかに
驚かされます。
そこで、この展覧会は、「アインシュタインLOVE」をメインテーマに、
彼の今日的意義を問い直すことをねらいとしました。とりわけ、彼の
目を通した「美しい日本」の再確認、また世界平和運動への歩みは、
今を生きる人々の心に多くのことを語りかけ、大きな励みになること
でしょう。
展示にあたりましては、「一人ひとりのアインシュタイン」をキーコン
セプトに、人々それぞれが自分なりに興味を持ったアインシュタイン、
好きなアインシュタイン像を確かめられるような構成を心がけました。
きっと、子どもたちも、大人も、アインシュタインの心に、声に、言葉に
ふれて、その偉大な天才・アインシュタインワールドに魅了されるで
しょう。
写真/ 下 奈良・東大寺にて (提供:2点共 金子務氏)


「君、偉大な科学者を発見した。日本に呼ぼうじゃないか」。
雑誌『改造社』社長、山本実彦氏の一言から実現した、
大正11年(1922年)11月17日のアインシュタイン神戸港入港。彼は
43日間にわたり、日本各地を回り、日本を理解して去りました。
豪華客船『北野丸』の暮らし、当時の知識人たちとの友情、
各地のエピソードなど、アインシュタインと日本との交流の様子が広がります。

恋多き青年、発明家、無垢な子どもたちに愛された科学者で音楽家─。
少年の彼が熟読した哲学書、彼を知る人の証言、子どもたちからの絵などを通して、
意外で魅力たっぷりなアインシュタインの素顔を、楽しくお届けするコーナーです。
貴重な肉声を通したメッセージは、多くの人の心をゆさぶるでしょう。

アインシュタインの「奇跡の年」といわれた1905年の4つの論文の
ご紹介をはじめ、「相対性理論」に関する肉筆草稿、天文学者へ出した手紙、
ノーベル物理賞メダルなどを展示。その科学的業績を辿ります。
また、彼が生涯を通して世界平和を願い、行動したエピソードもご紹介します。

開催地の各機関と連携した、子どもむけの楽しい科学コーナー。
*ベクトル4の内容は開催地により異なります。また、開催の無い場合もございます

『エルサレム・ヘブライ大学』
アインシュタインの心の故郷、
彼がその持ち物のすべてを寄贈したエルサレムのヘブライ大学。
日本とのゆかりも深いヘブライ大学の、
世界に先駆ける知の集積大学としての使命や、アインシュタインのそれにも通じる
知のアイデンティティーをご紹介いたします。
●主催
アインシュタインLOVE日本実行委員会
エルサレム ヘブライ大学
・本展は、「アインシュタイン・アーカイブ」を持つヘブライ大学によって開催される
日本唯一の展覧会です。
●クレジット

